「中古物件購入+リノベーション」の人気が高まっています②

新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。

 中古購入+リノベーションのポイントを引き続き解説します。

前回の記事はこちらから 「中古物件購入+リノベーション」の人気が高まっています①

 

2.【中古物件のメリット・デメリットをあらためて】

①価格が安く、値下がりしにくい

①価格が安く、値下がりしにくい

中古物件の最大のメリットは新築と比べて価格が安いということです。

エリアや築年数による違いはありますが、首都圏マンションの平均価格は、

新築が6,360万円、中古が3,869万円。40%も安いことになります。

首都圏以外でも概ね30%~40%平均価格が安くなっています。

また一般的に中古は新築よりも値下がりしにくいという特徴があります。

不動産は築年数の経過とともに価格が下がっていきますが、

新築~築20年くらいまでの下げ幅が大きく、その後は緩やかになる傾向があります。

住まい・不動産を資産と考えれば、値下がりしにくいのは大きなメリットと言えます。

 ② 実物を確認してから購入できる

② 実物を確認してから購入できる

中古物件は実物を自分の目で確認できるのも大きなメリットです。

新築は建物の完成前に販売されることが多いので、土地だけの状態、

もしくは建築中の状態で購入を決めないといけません。

間取りや外観だけでなく、

日当たりや周辺環境などを実際に見て確認できるのは中古購入のメリットと言えるでしょう。

③購入から入居までの期間が短い

③購入から入居までの期間が短い

新築物件、特にマンションは建築期間が12年かかるものもあり、

その間ずっと家賃を負担する必要があります。

中古は契約から12ヶ月ほどで入居可能ですので無駄な家賃を払うこともなく、

すぐに新生活をスタートすることができます。

④中古物件のデメリット

④中古物件のデメリット

中古物件は多かれ少なかれ劣化や汚れがあれば、修繕費用がかかります。

また、耐震性や省エネ性等が低く、

それによって金利や税制優遇が受けられない(少ない)ケースもあります。

こうしたデメリットも含めて検討していく必要があります。

2023年はリフォーム対象の補助金が充実

⑤2023年はリフォーム対象の補助金が充実

 断熱リフォームや高効率給湯器の導入など、

住宅の省エネリフォームに対する大型の補助事業が2023年からスタートしました。

この事業は住宅のリフォームを通して、環境保護を推し進める狙いもあります。

⑥補助金

 

 

 

 今年は中古+リノベーションに有利な政策が充実しています。

賢くお得に使えるように計画しましょう。詳しい内容などもお気軽にお問合せ下さい。

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